【作り方】ダッフィー用サッカーユニフォーム 2:バイアステープのお話
こんばんは、おりんごです。
リーグ戦もいよいよ、残すところあと4試合になりましたね。
我が軍甲府ですが、今日は試合が無かったようで…(白目
というわけで今日は「バイアステープ」のお話をしたいと思います。
目次
1.バイアステープって?
2.用途に応じて使い分けよう
3.ユニフォームに応用する
4.おまけ リボンでも代用できる
1.バイアステープって?
そもそもバイアステープってなんぞや、という人もいるかもしれません。
(わたしがそうでした
グーグル先生に聞いてみたところ…
・バイアスは英語で「斜め」を意味します。布の織り目に対し、斜め45°に裁った布がバイアス布です。
・バイアス布を細くテープ状に切って、使いやすいように折ったり、芯をいれたりして加工したのがバイアステープです。衣服や小物などの裾上げやふちを縫いとるために用いられます。
・布目に沿って裁断した縦地や横地の布と違う点は、伸縮自在であること。カーブや凹凸に沿うので、なだらかなラインが出せます。
ということで、基本は襟ぐり袖ぐりの処理や、裾上げ等に使うためのアイテムのようです。端処理用の布を買ってきてアイロンで折り目をつけて、、という手間が省けるわけですね。これは便利。
2.用途に応じて使い分けよう
そして、バイアステープにはいくつか種類があります。
・両折タイプ、ふちどりタイプ(二重折り)、レースタイプ、アイロン接着、パイピングタイプ(芯入り)で仮どめできるタイプなどがあります。
・幅も6mmから45mmまでありますから、利用のアイデアは限りなく出てきそうです。
・材質もコットン、麻(リネン)、メタリックから、フリース、スエードまでいろいろあり、さまざまなアレンジが楽しめます。
わたしは某ユザワヤを徘徊している時に見つけたのですが、こういったアイテムがあることを知っているだけで作品の幅が広がりそうです。
どんな分野であれ、常に知識を吸収することは忘れちゃだめですね。
3.ユニフォームに応用する
とまあ、話が反れそうになったところで、本題。
ユニフォームにどう使っているのかをご紹介します。
以前も紹介したレイソルユニだと、、、
ボーダーを表現するために、バイアステープを使用しました。
使ったのはこちらの #302 薄いクリーム色です。
これは両折の12.7mm幅なのですが、これを二つ折りにして布用ボンドで貼り合わせて、約6.3mmに仕上げます。
そして、同じようにボンドで前身頃に貼り付けると、このようになります。
(わかりづらい写真で失礼します…)
実際は写真ほど長くなくて良いのですが、短くて足りないよりはいいかなあと、貼ったあとにはみ出た部分を切り落としています。人用の服ではないので、ざっくりでもなんとかなるのが良いところです。笑
4.おまけ リボンでも代用できる
ここまでバイアステープ便利だよ!というお話をしてきましたが、5mm以下のラインを表現するにはやや不向きかもしれません。
そんな時にはリボンを使ってしまうのもありです。
レイソルユニの場合、両袖とパンツの脇に上記リンクの3mm幅リボン(黒)を使いました。
当初は刺繍で入れていたのですが、こちらのほうが断然綺麗です。これも布用ボンドで貼り付けています。
ちなみに刺繍のほうが初号機、リボンが3号機です。
作るたびにいろんな箇所を手直ししているので、そのあたりはまた別の記事で紹介していきたいと思います。
というわけで今日はここまで!
また次回~